株式会社ウインテック|ベストフロアーシステム|コンクリートの表層を改善

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ベストフロアーシステムとは

ベストフロアーシステムとは、「かぶり」コンクリートの耐久性を格段に向上させる改良型真空脱水工法のことをいいます。ブリーディング誘導時間を利用することによって表層部のコンクリートを改善し、耐久性能向上と合わせて早期強度発現を実現しました。本工法の脱水・圧密作用でコンクリートの表層を改善します。

8つのポイント

  • 表層強度の向上
  • 表層密度の向上
  • 乾燥収縮によるひび割れの低減効果
  • 中性化の抑制
  • 初期凍害の抑制
  • 防水性の向上
  • 耐摩耗性、防塵性の向上
  • 仕上材との付着性が向上し、膨れを抑制

かぶりコンクリートの改善効果

表層改善項目従来工法
→BF工法
改善効果
圧縮強度
(fc 30MPa)
32→48
(MPa)
50%
表層部向上
表層密度2.293→2.401
(g)
約5%
密度向上
長さ変化率
(モルタル)
13.3→11.4
(×10-4)
14%
収縮低減効果
中性化深さ6.16→1.98
(mm)
68%
初期凍害回避:
凍結開始材齢6h
38→46
(MPa)
8MPa
圧縮強度回復
透水性
(抑制率)
8.5→3.2
(g)
62%
吸水性
(抑制率)
1.85→1.19
(g)
36%
透湿性
(透湿比)
0.81→0.63
(g)
77%
塩化物イオン
浸透性
(抑制率)
8.92→6.19
(mm)
31%
磨耗性H22
1kg・1000回転
8.4→4.4
(g)
50%
付着性
エポキシ樹脂
1.8→3.3
(N/mm2)
83%向上
かぶりコンクリートの改善効果
かぶりコンクリートの改善効果
かぶりコンクリートの改善効果
かぶりコンクリートの改善効果
かぶりコンクリートの改善効果
かぶりコンクリートの改善効果
かぶりコンクリートの改善効果
かぶりコンクリートの改善効果
かぶりコンクリートの改善効果
かぶりコンクリートの改善効果

※赤 BF処理、白 無処理

施工の特徴

  • 誘導時間を設けるため、打設されたコンクリートに乗って施工を行うことが可能です。
  • 真空処理開始時期を、専用判定器具を使用して確認します。
  • ろ過マットを使用することで、セメント粒子を排出しません。
  • 保水性・収縮低減作用を併せ持った、専用コート剤を練り込みます。

施工の流れ

1.コンクリート打設
1.コンクリート打設
2.コンクリート均し
2.コンクリート均し
3.貫入抵抗測定
3.貫入抵抗測定
4.BFろ過マット敷設
4.BFろ過マット敷設
5.真空脱水BF処理
5.真空脱水BF処理
6.BFコート散布
6.BFコート散布
7.練り込み仕上げ押さえ
7.練り込み仕上げ押さえ
8.保水養生
8.保水養生

適用範囲

適用可能な範囲2×6m以上の平面空間。
特に効果の高い適用範囲1.道路、橋梁、共同溝現場打ち、港湾施設、立体駐車場、工場、倉庫など。
2.水処理施設、最終処分場、会館施設など。
3.水路、現場打ちボックスカルバートなど。
4.冬季施工の初期凍害回避。
5.塗床、防水など仕上処理を施す下地のコンクリート。
適用できない範囲1.真空脱水シートを使うため3×6m以下の所では施工不可。
2.仕上げ面に突起物がある場合(要相談)。
3.ブリーディングを生じないコンクリートには適用不可。